スカパー東京都内のスタジオ

スタッフブログ

スカパー東京メディアセンター(TMC)通信 Vol.16

今週のコラムはハイマー1曹が担当いたします。
何を書こうか、あまりネタもなく前回のコラムでいずれ説明するとしましたハンドルネームの由来でも書きましょうか。
ハンドルネームの由来は2つあります。
従って2回に分けて書きます。

前後逆になりますが、1曹は自衛隊の隊員の階級です。
何を隠そう、予備自衛官に任官しており正式には予備1等陸曹というのですが、そこから拝借しています。
では予備自衛官とは何かといいますと、ここからは私自身の記憶で書きますので場合により不正確だったりします。
本来はキチンと調べてから書くのが筋なのですが、面倒締め切りが迫っておりますので、陸上自衛隊、または各地方協力本部のHPに記載されておりますので興味のある方はそちらでご確認ください。
予備自衛官というのは、過去に自衛隊員だった人が退職後になるもので普段は一般的な職業に就いていて、非常時には一時的に正規の隊員になる、これは常に非常態勢を敷くことは人件費が膨大にかかることから普段はそれぞれカタギ普通の職業についてその職業で収入を得て生活し、非常時に正規の軍人として招集するということです。
従って技能維持のため定期的に訓練を受ける必要があり、自衛隊では年間5日間の訓練が義務付けられています。
勿論、ごくわずかですが手当てもつきます。
早い話が消防団に自衛隊版みたいなものでしょうか。
(消防団:非常勤特別地方公務員、予備自衛官:非常勤特別国家公務員)

では、本官小職は過去自衛隊員だったのかというと経験者ではありません。
ずっと小市民として暮らしてきました。
そもそも予備自衛官という言葉すら以前の職場にいた時まで知りませんでした。
以前の職番の先輩が陸自の空挺にいてその後航空自衛隊に入りなおしてパイロットを目指したが脱落したことは聞かされていました。
会社の駐車場で先輩の車のダッシュボードに予備自衛官招集訓練時の駐屯地の駐車票があり、質問すると点呼だけ受けてくれば手当てがくれると言っていました。
記憶に残っているのは駐車票に〇〇3等空曹と階級が書いてあったこと、何もしなくて小遣いくれるのがうらやましかったことでしょうか。
その後手当てが振り込まれたときは奢りで飲みにつれて行ってはくれましたが。
平和なニッポン、その後はそんなことも忘れてました。
10数年前でしょうか、ネットで予備自衛官補なるものをたまたま見つけ、それによると自衛隊経験者でなくてもまずは予備自衛官補として所定の訓練を受ければ予備自衛官補から予備自衛官にはなれること、訓練にはなんと実銃が打てる射撃訓練もあることが記載されていました。
鉄砲を撃つ、しかも実物を撃つのは男の子なら興味があるところ。
またまた、以前の職場の話ですが、狩猟が趣味の同僚がいました。
猟銃免許の取得や銃の管理などの話を聞きましたが、だらしない自分には無理かなあと。
そんなことを思い出しているうちに気が付けば地元の陸上自衛隊地方協力本部の支部へ願書をもらいに行きました。
後程パンフレットと共に送るとのことで手ぶらで帰りましたが、後日制服着用の方が自宅まで届けてくれ家のものが驚いていました。
ここで、予備自衛官補について。
予備自衛官補になるには2つあり一般と技能があります。
一般はその名の通り特に健康であれば18歳以上であればだれでも受験可能。
訓練は3年間で50日間、5日単位で分割可能です。
試験は筆記と身体検査、面接だったかな。

技能は自衛隊が認める資格所持者で、予備自衛官任官後は資格ごとに階級が指定されます。
医師等では最高2佐(昔の中佐)になるようです。
ただし、予備自衛官の訓練手当は階級が異なっても同一なので私のような怠け者はあまり階級が高いと色々役をやらされるので1曹より2士(2等陸士、2等兵ですね)がいいですね。
試験は小論文(作文)と健康診断、面接だったと思います。
訓練期間は10日間。こちらも5日ワンセットで分割可能(2分割ですね)

スカパー東京メディアセンター
スカパー東京都内のスタジオ

スカパー東京スタジオのコラムなので最後にこちらの駄文にお付き合いいただいた自衛隊関係、防衛省関係の方々、広報用映像等の収録、編集にスカパー東京スタジオのご利用を候補の一つとしてお考えいただければ幸甚です。
勿論、見学も対応可能ですのでお問い合わせをお待ち申し上げております。

次回は続きとして久しぶりの試験に挑んだ話をお送りします。