音声卓

放送局の映像音声機器でこの感動をもっと多くの元ファンにも届られる!

スカパー東京メディアセンター(TMC)通信 Vol.9


去年から定年後再雇用としていただいたハイマー1曹こと清水です。
ハンドルの由来はまた今度。
(写真はコスプレではありませんし、正業でもありません。ついでに本コラムともあまり関係ありません、まあそういうことです)


写真① 名称不明の戦車と 

写真② 射撃予習 89式小銃 モノホンです。アタレ3、見えますか

スカパー東京スタジオのコラムを書けとのことですが、元来音楽映像興味なしのテレビ嫌い、ラジオは一時深夜放送を聞いていた程度でこのコラムにはふさわしくはないのですが、今までの執筆者とはちょっと視点が異なることご容赦ください。尚、テレビ嫌いとは言えテレビ関係でご飯を食べて30数年になりました。

皆さんは推しのアイドルがいますか。
若い人はいるかもしれませんが、年を取ると特にいないのではないのでしょうか。
私もそうなのですが、こんな私でも10代最後の歳から20代前半の一時期あるアイドルのファンでした。
なぜファンになったのかは記憶にないのですが、雑誌のピンナップが良かったからなのか、ラジオで聞いた歌が良かったからなのか、既に忘却の彼方です。何しろ40年以上前のことですから。
まあスケベだからピンナップにしておきましょうか。(当時のピンナップなんて大したことないですけど)

ファンになった以上はファンクラブに入ったりレコードを買いそろえたりそれなりにファン活動をしていました。
そんなまだファンと呼べるか微妙なこの時期、高校3年生の時に発病したSLEという病気が卒業後の年のあるときに再発し入院となりました。
レコードからカセットテープにダビングしたテープを病院に持ち込みウオークマンでよく聞いていました。
また、ファンクラブの会報は送り先を病院にしてもらいました。
おかげで面倒くさい病気にかかった割には腐らず真面目に療養できたのもこのアイドルさんのおかげだと思っています。
勿論、腐らなかったおかげで当社で働くことができたわけですが。
(因みに病気をしていなかったら全然別の仕事に就いていたと思います。)

退院後、行きたかったコンサート等は外出制限で行くことが出来ずにいました。
当時は今でいうところのニートでしたので仕事はせず、従ってお金もなくコンサートに行けたかどうかは微妙ですが、日がなアマチュア無線とレコード鑑賞に費やしていましたがほどなくしてなんとある時に突然引退してしまいました。
これには何というか失望とか絶望とか喪失感とか色々な感情がまじりあい、三日三晩涙涸れるまで泣き明かしました。
全くのウソですが。

立ち直りは早いので暫くはレコードを聴いたりしていましたが、だんだん聞かなくなりそのうち体の具合も良くなったころからか元の通り音楽自体聞かなくなりました。
丁度レコード、テープのようなアナログデバイスからCDに代わり始めたころで当然CD版は売ってはいなかったこともあるかもしれません。
ただし、レコードはハンター(わかるかな、わかんねえだろうな)に買取依頼もせずその後何回かの引っ越しにも持ち運んではいました。

最近当社のあるチャンネルで彼女が歌っているのを偶然拝聴し、それから不思議と今までググらなかったネット検索したところ当時の歌っている姿が動画で出てきました。
何せファンになったころは既にあまりテレビに出ていなかったので、歌っているところを見たのは初めてで今更ながら改めてファンになろうかと思ってしまいました。
もう芸能人ではないのにね。

また、その後にあるきっかけでなんとご本人にも会い、カラオケ屋で持ち歌まで披露していただきました。
正直、もう死んでもいいかもなんて思いましたね。

その時思ったのは、ここが当社のスカパー東京スタジオだったら放送局の映像音声機器でこの感動をもっと多くの元ファンにも届られるのに、ということ。

ただ、その元アイドルさんは既に一般人になっており一切の芸能活動は行わないとのことです。
まあ、私はご本人に会えたこと、生で歌を聞いたことで40年来の夢はかないましたので、これ以上望んではいけない、と自制することにしました。

 私のことはともかく今の世の中、露出先が増えたこと、また手軽にできることから昔だと埋もれてしまう方もYotube等でチャンネルを持ち配信を行い、また、ファンクラブも持っている方も多々いることかと思います。
そんな活動をされているベテランアイドルの方々について、ぜひスカパー東京メディアセンターの設備を利用されて、ミニコンサート、配信(スカパー!は勿論Yotube、CATV)などにご活用いただければと思います。

 価格についても、放送局とそん色ない設備でリーズナブルだと自負していますが、条件によりさらにディスカウントも可能だと思いますので(営業には私よりプッシュいたします)これを見ているファンの方、事務所関係の方まずは施設見学を申し込まれてはいかがでしょうか。