スカパー東京メディアセンターの特徴を紹介

スカパー東京メディアセンター(TMC)通信 Vol.10

こんにちは。
今回のコラムは、社歴27年の早尻が担当します。
暑い日が続きますが、みなさま如何お過ごしでしょうか。
私は朝型生活を基本としていますが、最近では早朝野外へ出た時に少し季節が進んだことを実感します。
しかしながら、日中はまだ暑い日が続きますので十分な睡眠と食事、水分補給など、体調管理に留意しましょう。

さて、私は社会人スタート時点から映像制作の仕事に携わっていますが、学生時代からの行動特性として自然の中に身を置くことを好んでおり、適性が考慮されたためか20代は仕事においても国内外の自然の中へよく派遣されたものです。
仕事における映像収録(所謂価値のある映像)とは、日常目にすることのない場面の記録でもあり、様々な環境に身を置きながら、貴重な経験を得る日々であったことを思い出します。
様々なフィールドで多くの方のサポートを得ながら、またその方々の職業のみならず、ライフスタイルにも触れることも貴重な経験であり、仕事の達成感と共に幅広い学びも得ました。
その後、様々な仕事を通じてご縁を頂き、1997年よりスカパーの仕事に携わる事となります。
事業立ち上げの黎明期、その慌ただしい時期を経た後、加入者の増加に伴いコンテンツの重要度が増していく中で微力ながら制作技術を担う立場となった次第です。

これまでのコラムの内容と重複するところもあるかと思いますが、スカパー東京メディアセンターの特徴を紹介させて頂きます。
先ず、この局舎の建築計画においてBCP(事業継続計画)に主眼を置いた耐災害性を重要課題として設計されており、地盤および基礎の強化に加え、免振構造(免振ゴム,オイルダンパーを配置)を採用、無停電電源設備を配備しています。
様々なニーズの中には、この耐災害性に有用性を見出せる場面があるものと考えます。

次にライブ中継制作に関する利便性です。
これまで各種イベントの生中継を数多く手掛けてきた実績があり、制作設備も生中継に求められる各種要件を満たすものとして配備されています。
国内外のスポーツイベント、音楽ライブなどの中継制作を手掛けると共に複数チャンネルを同時に使用する編成にも対応しました。
同時開催イベントの生中継に加え、中継直後のディレイ放送対応など送出マスターと連携した仕様も併せて設備構築を行い、効率性も高めています。
また、生中継を多く手掛ける放送形態により、映像伝送を行う大手通信事業者各社と回線接続されており、衛星回線、地上回線を使用した様々な形態でネットワークを構築し国内外を対象とした映像の集配信が可能です。
運用面におきましても日常的に様々なパートナーとも連携しており、設備提供のみならずワンストップで設備運用を含めた対応も可能です。

この様な特徴を持った局舎、設備、運用ノウハウは、放送およびネット配信コンテンツの制作、企業内利用の映像制作ほか、様々な用途に幅広くご活用頂けるものと考えます。
高度な映像の作り込みからコスト優先の効率的な制作対応まで幅広く対応し、ご要望があれば課題解決に向けた提案も積極的に行います。

ご興味ありましたら、一度スカパー東京メディアセンターをご覧頂き、意見交換などの機会を頂ければ、新たなアイデアに繋がることもあるかと思います。
お気軽にお問合せ下さい。

以下、余談となりますが、前段の自己紹介に話しを戻します。
年齢を重ねた今でも行動特性は変わらず、機会を見つけては良い景色を求めて出掛けます。
画像は学生時代の友人と出掛けた伊勢志摩ツーリングのひとコマ。
朝一のお伊勢参りから伊勢志摩スカイラインを走り、朝熊山頂からの景色。
この後、パールロード経由で志摩方面へ。
秋のべストシーズンが待ち遠しいこの頃です。